出生率の微妙な変化に騒いだり…

"道内人口562万7737人 05年国勢調査確定値  2006/10/14 08:47
 総務省は十三日、二○○五年十月一日に実施した国勢調査の北海道分の確定値を発表した。道内総人口は五百六十二万七千七百三十七人で、○五年十二月公表の速報値より三百十三人増えたが、前回の二○○○年確定値に比べると1・0%、五万五千三百二十五人の減となった。
 総人口は初の二回連続の減少で、道内の人口減少本格化が浮き彫りになった形だ。長引く道内の景気低迷による勤労層の道外流出や、少子化などが原因とみられる。"
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20061014&j=0045&k=200610148687&ref=rs

 何となくマイ地元紙の記事を読んでいると、数日前にこんな記事があった。人口の自然減ではなく社会的減が深刻な地方の厳しい話題。不況は脱した、好景気はいざなぎ景気並、どこぞの企業が増収増益…全く遠い世界の話。働いても働いても生活が楽になるわけでもなく、精神的な価値観を持ち出してみても、今日明日生活するのもままならない状態では、「世の中カネじゃない」なんて余裕かませる訳もなく。まだ仕事があるだけマシで、ハローワークに毎日通ってもろくな仕事も見つからず、仕方なしに家族を置いて景気の良い名古屋あたりに…ありふれすぎている。1、2年前の北海道でもそれが現実だっだし、今も変わってないと思う。
 景気が良いのは一部の大法人のみ。格差なんて見て見ぬふりしても、嫌になるほどの現実ばかり。消費は益々冷え込んで、カネが地方で回らない…先が見えない。それでもやっぱり、いつかは地元で商売を、仕事をしたいと思う。働くことと、幸せと、色々考えてしまうね。

People power: U.S. to top 300 million - CNN.com
"(CNN) -- At 7:46 ET Tuesday morning, the United States will become a nation of 300 million people, the U.S. Census Bureau estimates.
Fueled by an estimated net gain of one person every 11 seconds, America -- already the world's third most populous country -- will join China and India with populations greater than 300 million."
http://edition.cnn.com/2006/US/10/13/300.million.over/index.html

 一方アメリカでは人口が3億人を超えた模様。中国、インドに次ぐ堂々3位。止められない移民の流入、枯渇する資源、残された権益にしがみつく企業。傾いてきたらまた戦争…うう。
 そういえば、アメリカは世界で一番豊かな国だと、信じて疑わなかった頃があったよ。