politik

昨日は久々に本屋行ったり。適当に物色しているとQJ発見。久しく買っていなかった。そういえば最近QJに載っているような音楽やらネタやらにも触れず、世間ってやつからも離れていた。表紙は長澤まさみ…なんだけど、それは置いておいてw、特集が「政治」。森達也責任編集に、小林よしのりとの対談と来た。うわー(否定的にw)。
QJがこれ系の話題に触れるのは興味があったし、これだけ政治を無視できない状況になって、敢えて避けることもないと思い購入。久々に自分の中で大きな契機になることになるとは。
森達也というとドキュメンタリーの「A」のイメージ。そういえば良く叩かれていたイメージがあった。小林よしのりは言わずもがな。ずっと食わず嫌いで避けていた。戦争、戦争なイメージで極端な言動も鼻についたし、何よりも生理的に、という卑怯な理由で見て見ぬふりをしていた節があった。
ここのところ自分の無知さと、今までいかに狭い世界の中で、自分のテリトリーだけを守ることで一杯になっていたか、思い知らされることが多かった。それは個人主義の空しさと、その中で正しいと思える自分で居ることが、あまりにも困難なことに気づき始めた、ということなんだろう。そんな中で今更ながら、全共闘をはじめとした1970〜80年代に関心を持ったこと。中でも連合赤軍の当事者(様々な関連の事件の被害者と加害者どちらも)に強く興味を持ったことが切っ掛けになっているように思う。そして仕事を含めた生活環境の変化から、テレビや新聞などのメディアからしばらく離れ、歴史について色々と調べているうちに、自分がメディアや情報に洗脳され、操作されていると疑い始めたことに始まる。自分の存在意義を希求すること…そのためには避けて通れないことが多すぎたから。

クイックジャパン 67

クイックジャパン 67

対談や記事を素直に読んで見て、実は自分自身が一番偏った考えをしていることに気付かされたり、目から鱗の部分も多かった。100人居れば100通りの考えがあるっていう、当たり前のことがうれしかった。
久々に「政治=自分と自分をとりまく全て」について考える切っ掛けになった。感じる、考える、想像する。これから一つずつ整理していこうと思う。