CORPORATION、ほか

ザ・コーポレーション [DVD]

ドキュメンタリー系。企業、法律上の人と化した「法人」の害悪について、様々な著名人のインタビューやら映像で風刺している。ノンフィクション、ドキュメンタリーといっても、誰かの手を経た時点で現実ではないにせよ、こういった180度正反対の視点から現在の資本主義のあり方とか、その中で生きる自分たちを見直してみるきっかけにはいいかもしれない。
アメリカ的資本主義に食傷気味な自分みたいなやつにはぴったり。経済学とかに疎くても、そういう学問に興味を持つきっかけにはなるな〜と思った。
IBMがナチスドイツに深く関わって私腹を肥やしていたこと、これは思いがけなくてびっくりした。アメリカってのはつくづく戦争がないとやっていけない（国として経済的にも成り立たない）哀れな国だと痛感した。格差だ勝ち負けだって金でしか価値を計れない奴らが支配する世の中で、自分を見失わないために。金は生きていけるだけ稼げればいい。ただそれすら難しい、生活保護世帯の収入基準以下の収入世帯が全体の10％にも達しようとしているこの現実。未だに政治に興味ない、なんていって刹那的な快楽にしか目がいかない人たちの多いことか。

ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女 [DVD]

映像がすごい。ディズニー配給っぽくなかったけど、仲間が死んだりするところがリアルなのは良いな〜と思った。最近の映画にしてもアニメにしても、死は常に頻繁に描かれるけど、リアリティがなさ過ぎるのも問題だと思う。本当に重いことなんだと分かるためには。でもその後に生き返るというのがさすがSF。これじゃあせっかくリアルに描いた死も意味なし。殺人ゲームと同罪。
まぁ生死とか倫理観とかを教えるような作品ではないし、こういうアドベンチャーは純粋に迫力ある映像と一緒にワクワクさせてくれるな〜。ロード・オブ・ザ・リングみたいに続いていくのかな。ロード〜は長かったな。ハリーポッターも3作目までいくとちょっとつまらなかったし…

ゲド~戦いのはじまり~ [DVD]

一応みたけど…だんだんみんな（ゲド、ナルニア、ロード・オブ・ザ・リング）同じに見えてきたｗ