大人になれば

別に意味がある日というわけじゃないけど、今日起きてからずっと1年以上前に亡くなった友達のことを考えてた。

彼女は交通事故で亡くなった。でももしかしたら、自分の意思で対向車線にはみ出して行ったのかもしれなかった。
今までずっと、本当に事故だったのか?とか、理由とか見てみぬ振りしてきた。だってそんなの意味無いはずだし、考えたところで彼女は帰ってこない。ただ残されたものは、この圧倒的な喪失感と、己の無力さを悔いながら生きていくしかない。

久々に彼女がネット上に残したテキストを読んでみた。ただただ悲しくて、時間がたっても癒えるものと癒えないものがあるんだと思い知らされた。どうして死んじゃったんだろう?どうして・・・

彼女はいないのに、何故か自分は今日も生きてる。
人生なんて、本当に不確かで曖昧だ。もしかしたら逆だったかもしれない運命に、安堵している自分もいる。そう、今の自分は生きる意味のようなもの、いや、責任を負っているから。生きてゆかなければ・・・

こんな日は暗い夜の闇に逃げ込みたくなる。
そして、もう朝が来なければ良いのにと、思う。